ギターの時間、2010年3月5日号
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tokyo-univ-mandolin club

(interview:Kazutaka Ebe/photo:KaeruCamera)

来れ、音楽ファン!

ーーどんなクラブとして発展していほしいと考えていますか?

渡辺:今後も、楽団のみんなが、音楽を楽しめたら、それ以上望むことはありません。その活動として、演奏会で音楽を披露して、聴いてくださった方も楽しんでいただけたら嬉しいですね。
 あとは、技術的に向上があればそれは良いことかもしれませんが・・・あくまで音楽を、弾き手も聴き手も楽しむための、ひとつの手段に過ぎないのではないでしょうか。

丸山:サークルは「自発的結社」であり、ルールのもとに与えられたものではありません。ですから、1人1人が自発性や主体性をもって参加するクラブであってほしいです。すなわち、先例や周りの環境にとらわれずに「自分たちのやりたいこと」という軸を明確に持ち、その実現のために学生らしく猪突猛進していく姿勢を持ち続けてほしいです。そして、その姿勢を体現するものが「演奏会のスタイル」や「音色」であると思います。どのようなかたちに発展していくにせよ、常に自発性が感じられるいきいきとしたクラブであってほしいです。

ーーメンバー募集について教えてください。

丸山:大学・学部・学年を問わず、大学生であれば誰でも歓迎です。または、それに近い身分の方ですね。条件は明確にはありませんが、もちろん最低限のルールを守ってくれる必要はあります。例えば、週1回の練習に参加する(もしくは、同等程度の自主練をする)、サークルの話し合いに参加する(もしくは、メール等で意見を出す)など、大学生としては常識的なことです。
 また、演奏の経験・技術は一切不問です。しいて言えば、「一緒に1つの演奏を作りたい」という姿勢を持っていることが何よりの条件です。

渡辺:練習は駒場で行なってますが、週末のそれに出て、演奏に参加できることが条件です。
 他に、演奏会のホール代・楽譜代などの割り勘での負担ができ、なるべくなら将来的に楽器の調達のできる方。それ以上の細かな条件はありません。
 ただ、このサークルに参加する以上は、音楽を、マンドリンを、好きになって欲しいです。
 楽団の雰囲気を見てみたい、という見学の相談は一年中受け付けています。
以下のアドレスまで、気軽にメールしてください。

info@utmandolin.org


(おわり)

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東京大学
マンドリンクラブ
第1回演奏会
【演奏曲目】
第1部

・そりすべり(Leroy Anderson)
・手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(アンジェラ・アキ)
・上を向いて歩こう(中村八大)
・My Heart Will Go On(James Horner)
・リベルタンゴ(Astor Piazzolla)

第2部(アンサンブルステージ)
・A Whole New World(Alan Menken)
・冷静と情熱のあいだ(葉加瀬太郎)
・Merry Christmas Mr.Lawrence(坂本龍一)
・Desert Rose(武藤理恵)
・Time to Say Goodbye(Francesco Sartori)
・空を飛んだ日(武藤理恵)

第3部
・イスパニア・カーニ(Pascual Marquina)
・風のとおりみち(久石譲)
・星空のコンチェルト(藤掛廣幸)
アンコール
・春よ、来い(松任谷由実)


東京大学マンドリンクラブ・ホームページ
▲東京大学マンドリンクラブHP内の定期演奏会コーナー
▲同志社大学マンドリンクラブ100年史/メリアの平原にて(マネンテ)

▲同志社大学マンドリンクラブプログラムで眺める100年史/怯える小鳥(フィリッパ)