ギターの時間、2010年3月5日号
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tokyo-univ-mandolin club

(interview:Kazutaka Ebe/photo:KaeruCamera)

今はマンドリンづけ?

ーーマンドリン演奏家、マンドリンオーケストラのコンサートには行きますか?

丸山:他大の友人など、知り合いの出演するマンドリンのコンサートと、お世話になっている青山忠アンサンブルのコンサートにはよく行きます。知らない社会人団体のコンサートも、選曲などが面白そうな団体を見つければ足を運びます。その他のオーケストラや吹奏楽・合唱なども、知り合いからチケットをいただくなど、機会さえあれば行きます。

渡辺:学生の楽団や、社会人のマンドリンオケ、青山忠氏のアンサンブルからマリオネットのライブまで、割と頻繁に行きます。単に楽しんだり、技術的な参考にしたり、曲の発掘だったり。

ーークラシックのオーケストラ・コンサートはどうですか?

渡辺:大学に入ってからは殆ど行かなくなりました。昔はオーケストラも何度か聴いたりしました。バイオリン系の楽器には、時々「敵わないなぁ」と思うこともあります。

ーー好きな、あるいは尊敬する、または憧れるマンドリン演奏家は?

渡辺:吉田剛士さんです。マリオネットの楽曲は聴くのも弾くのも好きですが、ライブで見た吉田氏の演奏には圧倒されました。単に音楽を演奏するだけなく、マンドリンで、ここまで表情豊かな演奏、幅広い音色が出るものか、と。
 あとは、リカルド・サンドバル氏の速弾きには、ベネズエラ音楽をかじる人間として尊敬の念を抱かずにはいられません。
 マンドリンンに限らず演奏家としては、やっぱり楽しそうに演奏してる方は、どの楽器の演奏者でも好きです。

丸山:僕は青山忠アンサンブルの4名、特にマンドラの染谷光一郎さんに憧れています。青山忠アンサンブルは技術もさることながら、既存の枠にとらわれずにポピュラー音楽を取り入れることで、マンドリン音楽とマンドリンの音色を知らない人の架け橋となっている姿勢がとても素敵で尊敬しています。
 また、社会人団体のさくらマンドリンオーケストラは1人1人がとても楽しそうな姿勢で演奏をされていて、音楽の楽しさを表現するにあたって目標としています。

(続きます)

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東京大学
マンドリンクラブ
第1回演奏会
【演奏曲目】
第1部

・そりすべり(Leroy Anderson)
・手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(アンジェラ・アキ)
・上を向いて歩こう(中村八大)
・My Heart Will Go On(James Horner)
・リベルタンゴ(Astor Piazzolla)

第2部(アンサンブルステージ)
・A Whole New World(Alan Menken)
・冷静と情熱のあいだ(葉加瀬太郎)
・Merry Christmas Mr.Lawrence(坂本龍一)
・Desert Rose(武藤理恵)
・Time to Say Goodbye(Francesco Sartori)
・空を飛んだ日(武藤理恵)

第3部
・イスパニア・カーニ(Pascual Marquina)
・風のとおりみち(久石譲)
・星空のコンチェルト(藤掛廣幸)
アンコール
・春よ、来い(松任谷由実)





東京大学マンドリンクラブ・ホームページ
▲東京大学マンドリンクラブHP内の定期演奏会コーナー
▲同志社大学マンドリンクラブ100年史/メリアの平原にて(マネンテ)

▲同志社大学マンドリンクラブプログラムで眺める100年史/怯える小鳥(フィリッパ)