第4回シニアギターコンクール入賞者インタビュー

inギター文化館

入賞者インタビュー、ここに一挙紹介します。インタビュー by ギターの時間


——ギターを始めてどのくらいですか?
村田:再チャレンジ10年目に入りました。
娘の持ってきたギターに触れたのがきっかけです。昔は自己流できちんと弾けなくて、今度こそ先生について習い、人前で弾けるくらいになりたいと思っているんですが、これがなかなか・・・。

——先生についていますか?
村田:ギターを北口功先生について10年目です。それからソルフェージュを浦壁夏子先生につき、こちらは4年目に入っています。

——今の課題はなんですか?
村田:音楽の理解と音楽表現力の向上の探求というところでしょうか。 現在は身体の使い方に意識があります。

——今ギター演奏に関連する悩みはありますか?
村田:トレモロをきれいに弾きたいと思いながら、いまだ実現していません。

——1日にギターに触れる時間はどのくらいですか?
村田:2時間くらいでしょうか。

——練習ではどんなことから始めますか?
村田:弾けるようにしたいところから始めます。 スケールなどは今までやっていませんでした。でも、最近になって重要性を感じています。 間もなく始めるかもしれませんね。

——自宅でギターを弾く場合、時間帯によっては 音量が問題だと思います。 家族との折り合い、近所付き合いはどんなぐあいですか?
村田:恵まれた環境で、まったく問題なしです。

——愛用のギターについて教えてください。
村田:松村雅亘氏製作のブーシェモデル(松、1999年)です。 弦長は650mm。弦は ハナバッハ、カスタムメイド、ミディアムです。かなりよい音で弾けるようになってきたと思っていますので、この先どんな音になってくるのか楽しみです。

——ギターのどんなところがおもしろいですか?
村田:難しいところでしょうか。多彩な音色を自在に操るのは大変に難かしいです。
——爪の形はいつ頃から今のかたちに落ち着いていますか?
村田:2年前くらいです。

——ひと月あたりギター関連の出費はいくらくらいですか?
村田:約2万円で、レッスン代ですね。

——お好きなギタリストは?や印象に残るコンサートは?
村田:ステファノグロンドーナさんです。

——お好きなギター曲は?
村田:たくさんありますが、ラグリマでしょうか。 苦しいこと悲しいことすべてを美しい回想にしてくれます。

——現在の活動の場はどこですか?
村田:教室の発表会や有志によるコンサート 、その他機会があれば人前で弾くようにもしています。

シニアの部
第5位

村田 浩 

栃木県芳賀郡/66歳
ワルツ第4番(バリオス)
interview
HIROSHI MURATA