全日本マンドリン合奏コンクール、西遠女子学園ギター・マンドリン部が金賞に。

▲参加/演奏団体順
▼表彰式から(撮影:kaerucamera/ギターの時間)
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7月27日、昭和女子大学人見記念講堂(東京・世田谷)で第2回全日本マンドリン合奏コンクール(主催:NPO法人 ARTE MANDOLINISTICA)が行われ、本選選出6団体が出場した。
 このコンクールは、11人の審査員が、各団体それぞれを金、銀、銅の3種類の賞によって評価する。したがって、金賞が複数団体ということもあり、全部が銅賞、金・銀なしということがあるかもしれないということ。銀は金に負けたのではない。決勝進出団体によるコンペティションではないというところがユニークである。
 また、審査員は、各団体に対し、なぜその評価なのか。どこがよくてどこがどうなのか? という評価点を詳細なコメントとともにこの場で渡すことになっている。このジャッジコメントは、全審査委員がそれぞれの団体に対して行う。これも、このコンクール最大の意義/特徴である。
 すべての団体に、さらにいい演奏をしてほしい。マンドリン合奏が、もっと発展してほしい。そういう願いが込められたコンクールなのだ。

 ギターの時間として、1回目、2回目を取材した。そしてこのコンクールは、アマチュアがそれぞれ参加し自己記録更新を目指すマラソン大会に似ている面ありと感じている。が、判定方法とその後がマラソンとは決定的に違う。記録を(演奏を)更新(向上)させるためには、自己評価だけでは無理がある。なぜなら記録(タイム)に相当するポイントは、音楽・演奏では多岐にわたるから。ひとつの物差しでは善し悪しが判定できない。演奏者から見れば、かんたんなインプレッションで判定されてはたまらない。そこで音楽を向上させる有効な方法を的確に指摘してもらえる場を創出、提供する。当然、審査員もマンドリンの専門家が多い。この大会がやっているのはそういうことだ、と思う。
 主催は一マンドリン団体である。が、高校のクラブも大学クラブも社会人クラブも、こうした場を有効に使って、親睦演奏会を越えた「発展」に力を合わせてみてもよいのではないだろうか? 運営にあたるスタッフたちの献身を見ると一層、そう思う。
・・・ 
 結果、今年は西遠女子学園ギター・マンドリン部が金賞。金はこの一団体。昨年に続く栄冠に輝いた。昨年の3年生は在籍せず、新1年生が加わった新メンバーでの快挙。音楽が一段と光る格別のステージ。納得の金賞だった。

 他団体の結果は以下の通り。
 
 なお、審査時間中にゲスト演奏として青山 涼くんが登場。マンドリン1台によるソロ演奏ステージは、力強さと繊細さを兼ね備えたものだった。さすが!
 
【一般団体部門演奏】
アンサンブル・ビアンカフィオーリ・
課題曲C
メンデルスゾーン「弦楽の為の交響曲第8番より 第1楽章」

静岡マンドリン愛好会・
課題曲A
ジェムメ「『麗しきイタリア』序曲」

【学生団体部門演奏】
群馬県立高崎高等学校マンドリン部・
課題曲A
久保田孝「舞踊風組曲第2番」

川越東高校マンドリンギター部・
課題曲A
藤掛廣幸「ファンタジア九州」

西遠女子学園ギター・マンドリン部・
課題曲C
久保田孝「舞踊風組曲第3番」

豊島岡女子学園マンドリン部・
課題曲C
宍戸秀明「PLECTRUM I 〜踊り〜」

〈ゲストステージ〉
青山涼
(マンドリン)
 青山 涼「憂華」
 R.Calace「大前奏曲」
 桑原康雄「じょんがら」

【審査員】

青山忠(マンドリン演奏家)
石村隆行(マンドリン演奏家)
川口雅行(マンドリン演奏家)
木下正紀(マンドリン教授・指揮者)
久保田孝(指揮者・作曲家)
粂井謙三(マンドリン演奏家)
小林由直(作曲家)
田久保裕一(指揮者)
中野薫(マンドリン演奏家)
長谷川武宏(作曲家)
吉田剛士(マンドリン演奏家)

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