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読み込みはスキャンによる楽譜データもファイルとして読み込む。が、演奏させるにはこの後、「音符の認識」が必要だが、スキャンデータの場合はほぼ認識しなそうだ。つまりPDFファイルの表示にとどまるということ。
それに対して、フィナーレやシベリウスで浄書され吐き出されたデータは100%認識し演奏してくれる。読み込み後すぐに認識作業を始める。
そして演奏が始まると、その演奏中にさまざまな変更をすぐに反映てくれる。
パート毎の音色の割当、速度の変更にも対応する。テンポでは「タップ」テンポもつく。これは「タップ」ボタンを任意の速度でポンポンと押すとその速度に自動設定してくれるもので、パソコン用シーケンスソフト等ではずいぶん前から標準機能のひとつになっているものだ。
マスター音量はiPad本体用のほかにポップアップウィンドウからもコントロールでき、ピッチ変更もすぐに反映する。
演奏させるという面はこのへんまでだが、さらに音符を認識した楽譜は、このアプリ画面上で編集できる。つまり訂正が効く。
レコーディングなどクリエイティブな現場では、携帯パソコンが必須となってはや20年が過ぎる。合わせて楽譜表示の歴史もずいぶん経過した。が「楽譜」はいまも「紙」が基本だ。それが「電子」にとってかわるメリットが、ようやく見えてきた。雑誌、小節の電子版普及の前に、電子版楽譜が一歩先行するかもしれない。