岩永善信の新潟公演が5月25日行われる。プログラムは昨秋(2013年)の全国ツアーの流れを汲むものながら、終盤のメンデルスゾーン、ロッシーニ以外、前後半ともに新しい作品で組まれている。
氏のスケジュールは12月の東京公演でいったん区切りをつけたと思っているのだが、今年(2014年)2月から早くも次のシーズンが始まっている。
今シーズンは、前年の流れを組みながら新しいプログラムと呼んでさしつかえないもの。ことに冒頭の「ウォルシンガムに行った時」はエリザベス朝の名作らしく、バロックとは一線を画し氏のギターの真骨頂が聞ける作品ではないだろうか。また、ピアソラも昨年は聴きそびれた作品。岩永氏の飽くなき探求心と意欲を感じてなにか身震いさえする。新潟は東京からなら新幹線でたったの2時間。関西圏も飛行機なら同様。次の地元公演近隣公演が待ち通し方は、ぜひ!
なお、岩永さんは国内演奏の傍ら、4月11日にカナダ・バンクーバー・ダウンタウンにあるクライスト・チャーチ・カテドラルで行われた「第3回東日本大震災及びフィリピン台風ハイヤン被災者支援コンサート」(主催:AMDA、Rose Charities、月刊ふれいざー)にメインゲストとして参加してきた。
主催者のひとつ「月刊ふれいざー」はカナダの日本語月刊誌で、pdf配布も行われており、この公演の詳細が5月号に掲載されている。ぜひ一読を!
■岩永善信ギターリサイタル in 新潟12th ~10弦の世界~
コンサートと講習会
りゅーとぴあ能楽堂(新潟市民芸術文化会館)
(新潟県新潟市中央区一番堀通町3-2)
5月25日(日)開場14:00/開演14:30
入場料<全席自由>
一般:3500円(当日4000円)
学生:2500円(当日3000円)
広瀬恵子ギター教室
025-276-1168
E-メール:kei.h.w@soleil.ocn.ne.jp
【新潟公演予定プログラム】
ウォルシンガムに行った時(作者不詳)
ムッシュ アルメイン(D.バチュラー)
パルティータ イ短調 BWV1013より(J.S.バッハ)
アルマンド/クーラント/サラバンド/ブーレ/アングレーズ
ソナタ イ長調 K.208(D.スカルラッティ/岩永善信 編)
ソナタ 二長調k.491( 〃 )
~~~ 休憩 ~~~
シューベルトの「鱒の主題による変奏曲」(フリスネック/岩永善信 編曲)
ブエノスアイレスの夏(ピアソラ)
無言歌集より(F.メンデルスゾーン/岩永善信 編曲)
2つのヴェニスのゴンドラの歌 Op.19 No.6、Op.30 No.6
歌劇「セビリアの理髪師」序曲(G.ロッシーニ/岩永善信 編曲)
江部 様
初めてメールをさせていただきます。
新潟の広瀬恵子と申します。
5/25開催の「岩永善信ギターリサイタルin新潟」の告知が、江部様のホームページに掲載されたとの連絡を、鈴木様より頂きました。
告知記事の掲載を大変ありがとうございました。
ご厚意に心から感謝いたします。
深く洞察された力強い記事を読ませて頂いて、生半可な気持ちではいけない、と背筋を伸ばされた想いがしました。
ひとりでも多くの方に聴いて頂けるように努力を続けたいと思います。
本当にありがとうございました。
岩永善信新潟公演 主催者 広瀬恵子
追伸:
ホームページの中は、私にとって興味深い記事が満載で、楽しく読ませて頂きました。(高校時代はマンドリンクラブでしたので、マンドリンの記事が多いのも楽しいです)
これからも読ませて頂けたらと思っています。