マンドリン演奏家としては初めてアカデミー賞(2010)にノミネートされたイスラエルのアヴィ・アヴィタルが、東京で演奏会を行う。
アヴィ・アヴィタルは、大阪国際マンドリンフェスティバルを主催するアルテマンドリニスティカの代表・井上泰信氏が日本では最初に注目し、同フェスティバルに招聘、日本に紹介した。その翌年、彼の活躍は早くも世界のクラシック音楽シーンでも注目されアカデミー賞ノミネートという栄えあるイベントにも招待された。
このとき、彼自身、演奏家としての賞は惜しくも逃したが、彼も参加したアルバムが見事受賞することでアカデミー賞マンドリニストとなった。その後すぐにドイツグラモフォンと契約。全欧全米に活動の場を広げた。
2011年〜2012年と多忙な時間を過ごすその彼が、今年、日本との縁をとりもった大阪国際マンドリンフェスティバルへ参加することは既報のとおり。さらにこの前後、国内でいくつかの公演を行う。東京では10月2日オペラシティ・近江楽堂での公演が予定されている。ゲストに留学から帰国したばかりの堀 雅貴(マンドリン)の参加も予定している。
堀自身、アヴィとは面識もあるがステージを共にするのは初めて。世界を駆ける二人のマンドリン演奏家の久々の公演は楽しみだ。
■アヴィ・アヴィタル マンドリン・ソロリサイタル
2012年 10月 2日(火)
19:00開演(18:30開場)
東京オペラシティ 近江楽堂(Map)
一般前売 ¥3000
学生前売 ¥2000
(当日¥500増)
主催・問い合わせ:絃楽器のイグチ
後援:日本マンドリン連盟関東支部、ギターの時間、奏でる!マンドリン