モダン・マンドリン・カルテットがナクソスから発表していたアルバム「AMERICANA」が、第55回グラミー賞にノミネートされていることがわかった。クラシックのベストエンジニアリング部門。エンジニアはダニエル・ショウ。マスタリングエンジニアも務めた。
2012年12月5日に発表されていたもので、今朝のテレビを見ていて「グラミー賞」というキーワードに「は!」としてリストを追い発見した。
モダン・マンドリン・カルテットはアメリカのマンドリン四重奏団で、マンドラのポール・ビンクレーがときどきギターに持ち替える。1997年ウィンダム・ヒル・レーベルから登場。バッハ、ショスタコーヴィチなど幅広い作品を四重奏で演奏している。メンバー・プロフィールは彼らのサイトに詳しいが、全員アカデミックな音楽を学び、クラシック・ギターにも精通していたり、メジャーなブルーグラス・コンクールの受賞歴を持ったりというキャリアの持ち主たち。
対象となった「AMERICANA」はコープランド/ドヴォルザーク/バーンスタイン/マーシャルの作品をおさめ昨年発表された最新アルバム。主に使っているマンドリンはフラットタイプだが、響きはじつにクラシカル。今年はマンドリン室内楽の年だね!
なお、2月11日(月・祝)午前9時45分からWOWOWプライムにて生中継される。
コープランド/ドヴォルザーク/バーンスタイン/マーシャル:マンドリン四重奏曲集(モダン・マンドリン・クァルテット)
▼裏ジャケットの曲目リスト