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東京バラライカ・アンサンブル第5回定期演奏会、11/8 川口リリア1830開演

TBE 今日、2013年11月8日(金)、日本が誇るバラライカによるオーケストラ、東京バラライカアンサンブル(TBE)が第5回定期演奏会を開催する。
 バラライカは、日本では1982年、北川つとむ氏によってモスクワから持ち帰られた。氏はこのバラライカでオーケストラを結成、発足以来、日本唯一のロシア民族楽器オーケストラとして、「題名のない音楽会」などのテレビ、ラジオに出演の他、各種演奏会や音楽鑑賞教室等、25年間で500回以上の要請公演を行ってきている。東京バラライカアンサンブルは、まさに日本を代表するオーケストラだ。
 三角形のボディ、弦は3本。そのうち2本は同じ調弦! 指先で弾いて演奏するバラライカ。ロシアには国立のオケもある。楽器編成として、ボディの丸いドムラも有する。このドムラもどうも日本で想像する以上にロシアでは普及しているようで、来日するマンドリンの達人演奏家は、聞くとだいたいドムラ出身者でもある。

ドムラ
ドムラ
バラライカ
バラライカ
 ドムラはピック演奏が主体だと思うが、ドムラ、そしてバラライカとも、楽器の姿から想像する以上に柔らかい響きが特徴だ。このセンスによる聴覚が、おそらくロシア人たちのマンドリン演奏にも生かされ、達人の彼、彼女たちの演奏をマイルドなクラシカルな楽音にするのではないか? 

 今回はとくにゲストが多彩。作曲でも名作を残しているアレクサンドル・ツィガンコフ、ヴァレリー・ザジーギンらがモスクワクァルテットとして来日しともにステージに上がる。ツィガンコフ氏の左手、そして左手とピッキングのシンクロなどなど、ブルーグラスマンドリンの名手も真っ青なのだ。ぜひ、一聴してほしい音楽だ。

東京バラライカ・アンサンブル第5回定期演奏会
遥かなるヴォルガ――ロシアのこころ

指揮:吉岡弘行
モスクワクァルテット:
 ドムラ/アレクサンドル・ツィガンコフ
 グースリ/インナ・シェフチェンコ
 バラライカ/ヴァレリー・ザジーギン
 ピアノ/ラリーサ・ゴドリヴ

2013年11月8日(金)
川口総合文化センター<リリア音楽ホール>
(JR京浜東北線・川口駅西口正面・徒歩1分)

開演:18:30 開場:18:00
全席自由 3,000円
後援:日本ユーラシア協会
主催:東京バラライカ・アンサンブル

【プログラム】

展覧会の絵より「キエフの大門」(M.ムソルグスキー)
スモレンスクのガチョウ(A.シロコフ)
牧場模様より「ハラボード」「ワルツ」「スコモローヒ」(G.シェンデリョフ)
野に立つ白樺(N.フォミーン)
ヴァリンカ(B.トロヤノフスキー)
ヴォルガの舟歌(A.ツィガンコフ)
ジプシーソングメドレー「二つのギター・黒い瞳・長い道を」
ワルツ「蝶々」(V.アンドレーエフ)
ワルツと行進曲(V.アンドレーエフ)
ロシアの歌「一週間」「トロイカ」の主題による幻想曲(N.ブダーシュキン)
プーシキンの短編<吹雪>によせた「ロマンス」(G.スヴィリドフ)
ほか

お問い合わせ: 東京バラライカ・アンサンブル
Tel/Fax 03-5974-8303
mail musica-lara@utopia.ocn.ne.jp
【関連サイト】
東京バラライカアンサンブル

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