バンド結成50周年を迎える寺内タケシとブルージーンズが、新宿文化センターにやってくる!
天下御免のエレキ・キングがポップス黄金時代の興奮をお届けします。
涙のギター、ダイヤモンドヘッド、夜空の星、君といつまでも、ミザルー。。。珠玉ナンバーの数々。
これは聴き逃せない!!
●寺内タケシとブルージーンズ
寺内さんは、今年74歳。「エレキの神様」とも呼ばれています。ファンからは、「テリー」の愛称でも親しまれています。自己のバンドとしてブルージーンズを結成したのは1962年。ベンチャーズの来日以前です。ビートルズがシングル「ラヴ・ミー・ドゥー」を録音、発表した、あの年。クラシックギター「禁じられた遊び」で知られるナルシソ・イエペス来日の2年後。クロード・チアリが来日する5年前。加山雄三の主演映画「エレキの若大将」(1965年東宝)では、若大将とともに活躍しました。
ともかく、日本に「ギター文化」を根付かせた、最初の日本人なのです。人間国宝級なのです。
そして今も現役。それどころか、近年は全国の高校で、高校生向け演奏会「芸術鑑賞会・ハイスクールコンサート」を繰り広げ、訪問した高校は既に1500校を超えます。これは昔から「エレキは不良のもの」「エレキ禁止令」などに代表されるエレキ理解を解くとともに、ギター音楽の芸術的な側面を身近に感じてもらおうと始めたもの。
この活動は、青少年教育の分野で評価を受け、文部大臣感謝状、文化庁長官表彰、衆参両院議長感謝状、厚生労働省児童福祉文化賞(厚生労働大臣賞)、神奈川文化賞、茨城県表彰特別功労賞などを受賞。平成20年秋には、この長年のボランティア活動に対し、緑綬褒章が贈られました。ちなみにこの翌翌年、ベンチャーズも外国人叙勲受章者に名前を連ねました。エレキギター、恐るべし! ユーミンの叙勲より早い!
さて、寺内さんの活動の場は、ロシア、アメリカ、ブラジルなど世界にも広がり、今もこうした公演を続けています。この実績や、活動意図をみると、真に尊敬すべき内容です。しかし、そうである一方、公演は肩肘張ることのない「エレキ音楽」。彼の音楽はギター音楽であるとともに、唯一無二の「エレキギターの音」による音楽です。
今年も、今年のテリーの勇姿を観に、そして愛機モズライトが炸裂するエレキサウンドを聴きに行こうじゃありませんか?
日時:6月30日(日) 14:30開場 15:00開演
会場:新宿文化センター 大ホール
東京都新宿区新宿6-14-1
料金:S席4,500円 / A席3,500円 /B席3,000円
当日券あり。
■演奏予定曲目
涙のギター
ダイヤモンドヘッド
夜空の星
君といつまでも
ミザルー
テスト・ドライバー
霧のカレリア
オンリーユー
ラバーズコンチェルト
太陽は燃えている
栄光の架け橋
北の宿から
津軽海峡冬景色
慕情
問合せ:公益財団法人新宿未来創造財団
03-3350-1141