ディーター・ホプフ(Dieter Hopf)
http://www.hopfguitars.com/index.php
ウェブサイトの解説によると、この人の楽器はバーデン・パウエルも使っていた そうで、パウエルの息子と共同でメモリアル・モデルも作っているようだ。ま た、マティアス・ダマンと同様のダブル・トップ・モデルもあって、なかなか先進的な考え方の製作家らしい。トレスター氏の楽器はウェブサイトに掲載 されているどのモデルとも違うようで、最大の特徴はエボニーのツキ板を貼った ネック。グロス仕上げの塗装(ラッカーかポリウレタンのように見えたが)だと、ポジション移動する時に「キュッ、キュッ」という音が出るの で、それを嫌ってエボニー(無塗装のようでした。もともと、エボニーは塗装の 必要のない材ですが・・・)のツキ板を貼ってもらったそうだ。あと、ブリッ ジの弦留めの両脇の翼(?)の部分に小さな貫通穴がいくつもあけられていたが、どういう意味があるのかは不明。ブレイシングはトラディショナルな 方式とモダンな方式(ワッフルとは明言していなかった)を組み合わせたものだそうだ。