映画「奇跡のリンゴ」(フィレンツェ映画祭にて聴衆賞受賞)で、青山忠氏がマンドリンを弾いている。
音楽は久石譲。映画は、無農薬のリンゴ作りに挑戦した木村さんという農家の人がモデルで、実話。「その木村さんの底抜けに明るい性格を表現するために、マンドリンを使った」と久石氏はインタビューで語っている。
青山さん曰く「ほのぼのとした情景で何度も登場するマンドリンの音楽がとても印象的で、ゴンドラに揺られながらマンドリンを奏でているようにも聴こえます。」
マンドリンの詩情が、スクリーンを引き立てている!
2013年6月8日(土)全国東宝系ロードショー、現在、各地で上映中。
配給:東宝
原作:石川拓治『奇跡のリンゴ「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録』(幻冬舎文庫)
監督:中村義洋
音楽:久石譲
映画の周辺では無農薬農業に関する論議もいろいろあるようだが、ここはまず映画作品として観て、考えるヒントにできればよいと思う。