リベルテマンドリンオーケストラ新プロジェクト開始

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(8月5日 たまプラーザ駅 プラーザホール)
 リベルテマンドリンオーケストラが新しいプロジェクトを始動した。8月、東急田園都市線タマプラーザ駅近くのホールで行った公開録音がそれだ。コンサートとしてお客さんにも公開してプログラムを聴いていただく。ただし、そのすべてをビデオ収録/録音。そのようすを含め楽しんでもらう。そしてそこで収録した内容を、どんどんネットで公開していくというもの。

 マンドリニスト望月豪を中心に結成された「リベルテ」は、小編成で指揮者を置かない形式のリベルテマンドリンアンサンブル、指揮者を招いて行うリベルテマンドリンオーケストラの、大きくふたつの活動形式を持っているが、この日はオーケストラ版。指揮に鷹羽弘晃を招き、ファルボ「序曲二短調」「組曲田園写景」「組曲スペイン」壺井一歩「渚と詩人の三章」「ただそれだけの虹」というプログラム。

「マンドリンの為に書かれた曲を、音として残していこうという今回のプロジェクトは、長い時間をかけてやっと完成するものです。今回をスタートとしてこれからも積極的に取り組んでいこうと思っています。」と望月自身語る。望月自身、また当然リベルテ自体のスタンスは、「古典も愛す。しかしそれ以上に、時代を共に生きる作曲家の新作に意識を向ける」ところに彼らの活動の核がある。
 実際、彼らの演奏会を通じて紹介され続けている作家たちの作品は見事な輝を放っている。が、その公演に常に立ち会うことは、なかなか難しい。しかも、例年の定期演奏会だけでは紹介し切れない、速度で新作が生まれている。この現状と、いわば“同期”してその音楽を紹介していこうというのがこのプロジェクトだ。

 当日は午前中にリハーサル。午後に開演。
 実際には、リハーサルの数テイクずつを含め収録。本番シーンのテイクと合わせ編集していく方針で進められたが、結果としては、ほぼ、本番テイクをネット公開していくこととなった。
 ホールは音楽専用お設計ではなく、多目的ホールである。残響も少なく、けっして「音楽的」とは言い切れない。しかし、このアンサンブルの精密なアンサンブルが、より楽しめることになったのではないかと思う。

 望月豪は10月大阪で行われるARTE主催の「大阪国際マンドリンフェスティバル」への出演を予定。さらにその後、リベルテで、12月、定期演奏会を計画している。ここでもマンドリン協奏曲「六花」(田口和行)、マンドリンの為のソネット 第5番(壺井一歩)など意欲的なプログラムを予定している。

【公演予定】
リベルテマンドリンオーケストラ第9回定期演奏会
12/1(土)、トッパンホール
プログラム(予定)
ラヴェル 高雅で感傷的なワルツ
田口和行 六花(委嘱初演)
壺井一歩 マンドリンの為のソネット第5番(委嘱初演)
プロコフィエフ ロミオとジュリエットより抜粋。

【公式サイト】
http://www.liberte-mandolin.com/#Concert

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