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第1回全日本マンドリン合奏コンクール 結果レポート(第1報)

(写真:前列左から演奏順。撮影:kaerucamera)
 8月18日(土)東京・昭和女子大学人見記念講堂で第1回全日本マンドリン合奏コンクール本選が行われた。予備審査を通った9団体がステージ演奏を行い即日審査結果を発表。静岡県から参加した西遠女子学園ギターマンドリン部が見事「金賞」に輝いた
西遠女子学園ギターマンドリン部

 定刻の11:00に開会。審査員紹介に続き午前は一般団体部門、午後から学生団体部門の本選が行われた。
 今コンクールは、スローガンを掲げて開催された。それは「切磋琢磨」の場の創出と、「正しい評価」によるマンドリン合奏の普及/前進の後押しだ。賞は大会内規により金、銀、銅の各賞で評される。本選参加団体は、全てこのいずれかの賞によって評価を得る。その評価とは、演奏に対する“感想”ではない。「正しい評価」。前へ進む指針や的確な音楽的アドバイスを伴う「全審査員による講評を後日各団体に郵送する」ことによる。

 詳細はすべて大会内規として1年前に公開されている。とくに審査内規の第10条、第11条だ。

 内規にあるようにポイントの合算で結果が出されるが公表されたのは金、銀、銅によりグループ分けされた採点表のみ。この結果の公開方法には賛否がでると思う。なぜ得点を公開しないのか、と。しかし、内実にはマンドリン合奏を誰よりもよく知る12人の審査員による公正な採点がある。かつ、その12人の審査員が真摯かつ熱く書き記した「講評」が各団体に手渡される。審査員の具体的な採点結果を公開しないのは、それ自体が創りだす無用な賛否を回避しているというよりも、このコンクールの場を到達点にするのではなく、この本選の次の道をすぐに示し、マンドリン合奏が、前へ次へと進むことを後押ししたい、という主催者の強い気持ちの現れであるように思う。
 ちなみに具体的な得点は、参加団体には後日講評とともにわたされる。

〈審査結果-演奏順-〉
アンサンブル・ビアンカフィオーリ 銀賞
静岡マンドリン愛好会 銀賞
鳥取大学マンドリンクラブOB 銅賞

明治大学付属明治高等学校・中学校マンドリン部 銀賞
三重県立四日市商業高等学校ギター・マンドリン部 銀賞
静岡県西遠女子学園ギターマンドリン部 金賞
名古屋大学ギターマンドリンクラブ 銅賞
静岡県立静岡東高等学校マンドリン部 銀賞
川越東高校マンドリンギター部 銅賞

 なお、審査結果発表後、衝撃的なプランが主催者・井上氏から発表された。当初計画していた、次回以降隔年開催を変更。毎年開催することを決定した。
第2回全日本マンドリン合奏コンクール2013年7月27日(土)東京・昭和女子大学人見記念講堂で。
【関連リンク】
第1回全日本マンドリン合奏コンクール – 受賞結果
西遠女子学園公式ブログ

1 コメント

  1. 西遠女子学園公式ブログ http://www.seien.ed.jp/blogn/ にも早々レポートがありますね。

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