気持ちのこもった祭典。第12回静岡県マンドリンフェスティバル

 3月25日(日)静岡市民文化会館にて、第12回静岡県マンドリンフェスティバルが開催された(主催:静岡県マンドリンフェスティバル実行委員会)。(写真:kaerucamera)

 静岡県内で活動する社会人マンドリン団体が集まり、演奏を披露するフェスティバル。1部は各団体、プロフィールを紹介しつつ、個性を活かした選曲によるステージを披露。割り当てられた時間は短い。しかしそのなかで、「もっと演奏したい」という気持ちを凝縮したような生き生きとし、活気に満ちた演奏が続いた。
 第2部は合同演奏。指揮に井上泰信氏を招き、総勢約90人の迫力ある大合奏でダイナミックな演奏。曲は「交響的前奏曲」(G.デ・ミケーリ)「組曲“杜の鼓動”より〜欅の風景〜」(丸本大悟)。

 開場前から多くのマンドリンファン、音楽ファンが列を作った。フェスティバルは1990年からスタートし隔年で開催、今年で12回目。地域に根付き、楽しみとなっていることが身近に感じられる気持ちのいい催しだった。参加団体や関係者の協力体制がとれているのだろう、若い人から年輩スタッフまで会場の雰囲気やステージの進行、会全体のスムーズな運びも清々しかった。けっして大掛かりな飾りがあるわけでもなく、シンプルだけど、気持ちが伝わる演奏会。どの団体のメンバーも、音楽でなにが伝わるのかを知っている、そんな気がした。そういう音楽が聴こえていた。
 地域発信の音楽イベントのあり方を考えるとき、各演奏にこめられた気持ちと合わせ、温かい気持ちになった。「気持ちが人を集める」。思わずこのフェスティバルは満点!とつぶやいたのだった。

 参加団体/演奏順は以下の通り。
第1部
三島マンドリーノ・ドルチェ
 故郷寄稿のテーマ
 パイレーツ・オブ・ジマー
草薙マンドリンアンサンブル
 カイロの鵞鳥
 椰子の実
島田マンドリンアンサンブル
 命くれない
 JIN〜仁〜メインタイトル
 北酒場
富士マンドリンクラブ
 アヴェ・ヴェルム・コルプス K.V.618
 ハイムライゼ
浜松マンドリンオーケストラ天竜ビバ・マンドリーノ
 音楽の小話
 悲劇の王女
静岡マンドリン愛好会
 Beyond the Skies
第2部
合同演奏 指揮:井上泰信
 交響的前奏曲(G.デ・ミケーリ)
 組曲“杜の鼓動”より〜欅の風景〜(丸本大悟)

【関連記事】
第12回静岡県マンドリンフェスティバル3/25

Tags: , ,

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*
*