越智 敬記念演奏会~マンドリンヴィルトゥオーゾの集い

 2月18日、東京・ルーテル市ヶ谷センターで、標題のコンサートが行われた。昨年〜2011年秋急死されたドイツ在住で知られる音楽家でマンドリニストの越智 敬氏(おち たかし、1934年10月30日 – 2010年11月14日)を追悼する公演。
(主催:絃楽器のイグチ/写真撮影:東昭年)

 出演したのは桜井至誠/桝川千明/児嶋絢子/柴田高明/横田綾子/望月 豪・・・の6人。プログラム中、児嶋絢子さんが唯一「ビザリア」(ムニエル)を演奏した以外、彼女の残るプログラムを含め、他の全作品が現代作品。そのうち5作品がこの公演のための委嘱作という異例のプログラム。
 参加した演奏家は、みな、越智さんと深い縁を持ち、直接指導を受けたことのある人たち。比留間きぬ子さんの兄弟弟子として越智氏とともにマンドリンの道を歩み、妹のように接してこられた片岡道子さん(マンドリンニスト/片岡道子マンドリン研究所主宰)の呼びかけで企画されたこの催しで、越智氏に多くのことを教わったこの6人が、どのようにその精神を継ぎ、生きているのか? その様、音楽に対する姿勢をリアルに垣間見せた。
 
 どちらかといえば難解な作品が並ぶコンサートだったが、同時にここで演奏された音楽は、どれも、直球勝負。よけたり避けたりすることができない多くの課題をなげかけ、失った人の大きさと重さを知ってあまりあるコンサートだった。
(フォトレポートページへ by 東 昭年)

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