高柳未来-1- ソロ・マンドリンの新しい波

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2010年10月、キングインターナショナルから1枚のマンドリン・アルバムがリリースされた。タイトルは「Mandolin Revolution」。演奏しているのは高柳未来さん。クボタ フィロマンドリーネン オルケスターでコンサートマスターも務めている。収録された全16作品は、いずれもひねりの利いた選曲で、それもそのはず、このアルバムのディレクター=宮山幸久氏は、長年同レコード会社でクラシックの企画を手がけているが、じつは学生時代からマンドリン大好き。嵩じてレコード会社入社後も、「いつかマンドリン・アルバムを!」と機会を狙っていたというのだ。いくつかの出会いを経て完成した今アルバム「Mandolin Revolution」は、じつは世に出るべくして出たマンドリン新時代を象徴するアルバムなのだ。さっそく、演奏した高柳さん、ディレクターの宮山さん同席のもと、話を聞いた。(撮影:かえるcamera)

■いきさつ
ーー今回のレコーディングはどんな経緯で話が来たのですか?

高柳:2008年に日本マンドリン連盟主催のマンドリン独奏コンクールに出たのですが、その直後、連盟の谷岡さんから連絡がありました。「コンクールにレコード会社の方が来ていて、私の演奏を気に入って くれた。ついてはCDを作りたいと言っている」と。それで宮山さんに会い、話を伺いました。クラシックのCDということでしたし、自分のCDが作れる機会はそうたくさんはないだろうと思いましたし、なにより私の演奏を気に入ってくださった、という依頼でしたので、久保田先生とも相談してお引き受けすることにしました。

ーー高柳さんご自身のプロフィールは公式なものがありますが、ご家族でマンドリンを演奏する方は?

高柳:いません。母が昔ピアノの先生をしていました。それで小さい頃からピアノを聴いていて、自分も弾きたいと思いました。それが音楽を始めたきっかけです。ヤマハ音楽教室に通い始め、ピアノやエレクトーンを通じてアンサンブルや作曲を習いました。マンドリンを始めたのは、中学受験して大妻に入ってからです。

ーー大妻で出会ったマンドリンは部活の勧誘ですか? それとも音に魅了されて?

高柳:バトントワリング部とマンドリン部で迷ったんですよ。そのふたつが学校で大きな部活で目立っていて楽しそうだったので。迷ったのですが、運動神経より音楽かなと(笑)。

ーー音楽の楽しさは楽器が違うと微妙に違いませんか?

高柳:確かに楽器は違うし、弾き方も違いますけど、私は楽器を演奏する時に、「想いを表現する」ということが楽しいので、楽器の違いに違和感はありませんでした。

ーー表現することが好き、ということですか?

高柳:はい。大好きです。言葉で話すことは得意ではありませんが、音楽なら、世界中の人とも通じ合えるし。それは音楽の大きな魅力のひとつだと思います。
(つづく)

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