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マリオネット、ポルトガル大使館から表彰!

pinto02 マリオネットはポルトガル・ギター(湯淺  隆)とマンドリン(吉田剛士)のインストルメンタル・デュオ。ふたつの楽器の性格を生かしたオリジナル作品を中心に演奏活動を続けている。活動は、日本国内にとどまらず、欧州でも評判を呼んでいる。とりわけポルトガルでは高い評価を受け、いくつものイベントに参加してきた。この実績が評価され今回の受賞にいたった。表彰式は9月30日行われた。(撮影:かえるカメラ)

賞は、「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」。文化面において日本ポルトガル両国の関係発展に貢献した日本もしくはポルトガルの国籍を有する個人を賞してポルトガル大使館から授与されるもので、同大使館の元副領事、ジョアナ・アブランシェス・ピント氏(写真上:左)からの寄付金により創設されたもの。
マリオネットは一昨年2013年、第6回「石見銀山文化賞・特別賞」を受賞しており、これに続く受賞となる。以下、マリオネットによる受賞にあたってのコメント。

pinto03 日本人が弾くポルトガルギター、つまり「南蛮ぎたるら」の世界を日本の南蛮史跡の地から認めていただいたとするのなら、今回の「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞は、南蛮の本国から私ども「マリオネット」の仕事を認めていただいたもの思います。私どもはその尊い意義を今ここに深くかみしめております。
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「マリオネット」は今年で結成20周年になります。その節目の年にポルトガル大使館から授与される「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞は、私どもにとって大きな意味を持ちます。ひとつは、今までの仕事が決して無意味ではなかったことに自負と誇りをもってよいのだということ、また、そうであったとしても、受賞は決して最終地点ではなく、驕り高ぶらず、今後は「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞に恥じることのない優れた仕事をすることを自身に課さなくてはならないということです。

「音楽活動」の真の継続は、超えるべきハードルを自身の意志で常に上げてゆくことにあります。そこは絶えざる自己否定による葛藤の現場です。まさに満身創痍。しかし、僅かでも新しい進展があれば全ては報われます。今回の「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞は、まさしくその進展といえます。例えるならば、この受賞は私ども「マリオネット」の活動の現場に、ポルトガルの夏の海からの爽やかな風を吹かせ、淀みを払い、新たな夢と希望を与えていただいたと言えましょう。

最後になりましたが、ジョアナ・アブランシェス・ピント氏とポルトガル大使館、及び、様々にご尽力いただいた諸関係者の方々、また、今まで私ども「マリオネット」をお聴きくださった多くのリスナーとファンの皆さま方に、深く感謝の意を表し心より御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
MUITO OBRIGADO!ありがとうございました!
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マリオネットのおふたり! おめでとうございます!!