クラシックギタリスト岡本拓也くんが、テレビの番組に連続して登場する。
番組は2010年12月8日（水曜夜７時56分〜）オンエアの日テレ「所さんの笑ってこらえて」：ダーツの旅コーナーと1月3日の「世界まるみえ正月特番」。
所さんの「笑ってこらえて」ホームページで岡本くんは大々的に以下のように紹介されている。
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【東京23区半径300メートルの旅】
東京の巨大地図にダーツを投げ、刺さった所を中心に半径３００㍍の円内をくまなく取材する人気急上昇中のコーナー！
今回は、池袋のちょっと外側、豊島区要町付近に刺さりました！
そして当番組の名物ディレクター黒崎が出動！！関西人特有のノリでガンガン取材！！
すると要町の交差点辺りで偶然声をかけた一見普通の高校生が・・・！なんと、今、日本のクラシックギター界を席巻する、天才ギタリストだったんです！！
ギターコンクールでは、出れば１位！その出色のテクニックに大注目です。（ちなみにイケメンで、「ギター界の石川遼」って感じです。）

●東京国際ギターコンクール第２位おめでとうございます。
率直に感想をお願いします。予選、本選、どのような気持ちで演奏しましたか？

ありがとうございます。
こんなに素晴らしい賞を頂けるなんて考えていなかったのでびっくりしましたし、本当に嬉しいです。
「とにかく2次予選を通過したい」という意気込みで当日に臨みました。なので2次を通過でき本選で演奏するときには、緊張よりもステージに立てる喜びのほうが大きかったです。
今の自分ができる最高の音楽パフォーマンスを審査員や聴衆のみなさんに聴いてもらいたい一心で演奏しました。
しかしやはりこのような結果を残せたのも、先生や周りで支えてくださる方、家族のおかげです。本当に感謝の気持ちで一杯です。

●コンクールの選曲はどのように決めていますか？

師事している篠原正志先生に助言をいただきながら、今回は自分の弾きたい曲を中心にプログラムを組み立てました。

●好きな曲、好きな作曲家は？

まだまだレパートリーも少なく、これからより多くの作品や作曲者にふれて生きたいと思っておりますが、今のところメルツやブローウェル、バッハの作品が好きです。

●主なレパートリー、得意とするジャンルは？

どんなレパートリー、ジャンルも好きですが、近代音楽、ロマン派は特に好きです。これからはバッハなど古典音楽を更に勉強し、時代を問わずどんな曲も弾けるギタリストになりたいです。

●拓也くんにとって「演奏する」ってなんでしょう？

演奏とは作曲者の思いを時代をこえて聴衆に届ける「通訳」みたいな事だと思います。そしてそれは、演奏者一人一人がその曲の作曲されたあらゆる環境にそれぞれの思いを馳せ、結果、解釈がそれぞれに異なってくることこそに面白みがあるのだと思います。

●いま興味のあることはなんですか？　ギター以外でも。

高三になり水泳部を引退してからしばらく泳いでいないので、体力づくりや気分転換などにまたプールに通おうかななどと考えています。
映画も大好きです。

●今後挑戦したいことは？

今後は落ち着いて音楽だけではなくいろいろなことを勉強したいと考えています。そして自分の中の音楽の基盤をがっしりとしたものにできたらいいなと思っています。

●この先の進路はいろいろ選択肢があると思いますがいまどのように考えていますか？

2011年半ばからウィーンに留学したいと思っています。音楽大学なので入試があります。今はそれに向け必死に勉強しています。
また、留学する前に「渡欧記念コンサート」という形で2011年4月16日に銀座ヤマハホールにてソロリサイタルを行います。もしお時間ございましたらいらしてください！